夏の涼を求めて――貴船神社参拝と川床料理

青もみじに包まれて

夏の京都、山あいの貴船神社はひんやりとした空気に満ちていました。石段を登る参道の両脇には朱色の灯籠が並び、木漏れ日が差し込むたびに、心まで洗われるような気持ちになります。

二人旅の静かな時間

40代になってからの友人旅は、若い頃のようにあちこち急ぎ足で巡るのではなく、一つの場所にじっくりと向き合うことが増えました。鳥居をくぐり、手を合わせると、静かな祈りの時間が旅の流れを整えてくれるようでした。

川床で味わう夏のごちそう

参拝のあとに立ち寄ったのは、清流の上に張り出した川床。川のせせらぎが耳に心地よく、足元から涼やかな気配が立ちのぼります。

鮎の塩焼き、鮮やかな夏野菜、冷たいそうめん――涼味あふれる川床料理を前に、二人で「夏の京都はやっぱり格別だね」と顔を見合わせました。

おわりに

貴船神社の参拝と川床料理。涼やかな夏の時間は、日常から少し離れ、心をほどく旅にぴったりのひとときでした。

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